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登山靴を起動する”儀式”

ハイテク素材がふんだんに用意されている現代で、
あえて昔ながらの、革製の登山靴を飼う(買う)というのは、
変わってるのかもしれませんが


もともと古臭いものにグッとくる。
革製品が好き。
気に入ったモノを、手入れしながら長く使うのが結構好き・・・
ハイテクは否定しないが、ローテクにロマンを感じる・・・
そんなワタシの性質からして
革の登山靴は、ド正解なハズ



ということで、昨日のつづき・・・
登山靴を引き取りに行き、見とれている間も無く・・・

合わせて買ってきた、防水WAXを塗りこむ作業に入る。

裏出し(スエードっぽい)の革は、「オシャレだから」というわけでなく、
WAXがよく染み込むように、あえてこういう革にしているとか。

よって防水WAXを塗り込んだら、全く違う質感になるので、
”オシャレ感”は消え去り、武骨な男っぽい表情になる
その辺も、さんざんネットで調査済



「2度塗り」を薦めていたので、手始めに薄めに全体塗ってみた
もう、色も質感も全く変わる。

どの程度の量を塗り込めばいいのか・・・・
説明も聞いたし、書いた紙ももらってきたが、
実際のところ手さぐり・・・




ネットで検索すると、茶色な人・・・こげ茶な人・・・
黒っぽくなってる人・・・コッテコテに黒光りするほど塗ってる人・・・

イロイロいるが、どの辺が”正解”なのか・・・



両足とも、一度塗り。

ムラもあるし、2度目でもう少し多目に塗り込むか・・・



2度目をしっかりめに塗り込んで・・・
だいぶしっとりしたコゲ茶色。

WAXもけっこう使ったな。ほかの人はもっと使うのかも・・・?

あ~~何時間やってたかな
楽しいからイイんだけど



防水WAXてことは・・・
雨や湿り雪で、水がしみてくるこの

10年以上使ってる、革製のスキーグローブも
塗っておけば、グローブちゃん喜ぶかも~



一晩乾かし、翌朝・・・

パジャマ姿のままブラッシング開始~

固めのブラシで、ガシガシとブラッシング
ブラシと言っても、亀の子タワシです


靴屋さんも、「亀の子タワシでいいから。」と、
「ブラシも買え」と言わない商売っ気の無さなんかも
職人っぽくて信頼できる



(左)ブラッシング終了。
ツヤが出た

でも、ネットに出てた写真なんかと比べると、ツヤが足りないな・・・
まだ塗り込み不足かな・・・・?


まぁ、とりあえずコレで行ってみる。

両足ブラッシング終了
買ってきた時とは、全く違う顔になった



さっそく”慣らし”に、履いてお買い物へ・・・

ショッピングモールのトイレの鏡で

う~んカッコイイ
スソをまくってるのは、見せびらかしたいから

ただ、お買い物にはオーバースペックです



学校・幼稚園が終わった子供達を連れて公園へ

意味も無く階段を上る(80段以上あった)

むむむ・・・やはり・・・
靴が重い


まぁ、普通の登山靴でも軽くはないだろうし。
登山靴を初めて履くワタシには、比べようもないのでヨシとしよう



急勾配のアスレチックを駆け上がる

靴のカッチリ感が、とても安心感アリ

普段26.5㎝のワタシが27㎝を履いているが、
紐を教えてもらった通り、キッチリ締めれば
そうブカブカするでもない。


なんといっても、こんな(写真ではわかりづらいが)急斜面の下り道

ガンガン下っても、つま先が当たらない
大きいハズの靴なのに、中で足が動くようなことも無い

こりゃ~下りがラクだわ~



と、1日遊びで履いてる間にも、
油が染み込んだのか、乾いた感じになってきたので、

帰宅後、汚れを落とし3度目のWAX塗り。
今朝ブラッシングして、お日様の下でパチリ

嬉しいと写真が増えます

だいぶイイ色になってんじゃないかな・・・



まぁ、様子見ながらやっていきます
これから長い付き合いになるハズですから





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キャンプ・登山・アウトドア | コメント(0) | トラックバック(0) | 2015/02/11 20:11
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