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肥後守の弱点(?)

砥石を買いました

ふふふ・・・砥石で包丁とか研いだことありません
角度がね・・・わかんない。ってヤル気がおきなかった


これも、このあいだ買ったナイフ「肥後守」を研ぐためです
「ナイフを研ぐ」なんて、男の子っぽくてカッコイイでしょ
イメージです。なんかイイかも~。的なもんです。


オモテ/ウラで、荒砥/仕上げ砥。になってる



仕上げ砥だけでもよかったのだが~
この、10年ほど研いだことの無いキッチンの包丁を研いだろ~思って。
練習に・・・

激しく刃こぼれコレを研ぐには荒砥は不可欠だと思ってた。
練習にはもってこい
オレの大事な肥後守ちゃんで失敗するわけにはいかんからね。


研ぎ方はよくわからんが、YouTubeで勉強済みだ
実際にやってるところも、多少見たコトはある。
見様見真似とYouTubeと、もちろん説明書で・・・
何とかなるだろ


シャシャシャ~~っと荒砥で刃こぼれを消し

仕上げ砥でさらに研ぐ~
15度の角度を保つ・・・というが・・・

そこがとっつきづらい所・・・
シャッッシャッッ・・・ってやってたら、シロウトには角度なんぞよくわからん・・・

まぁ、それでも、片側研ぐと「まくれ」という
研いだ反対側にバリのようなモノが出てきます

ワタシも理容学校時代に、鋏や剃刀を研ぐ授業がありましたが~
そこで言うところの「返り(刃)」というヤツですね。

あれだけイヤイヤやってた授業も、
今になって”経験”として活きることもあるのね


深い刃こぼれは、ちょっと残りましたが・・・
思ったよりもちゃんと研げたな

意外にカンタン?
刃を触ると、パッツパツに殺気を感じます


ワタシも一応、刃物を使う職業ですので~
「こりゃ切れるわい!」ってのはわかります
トマトを切ってみました

スパ!!っと切れますよ

今までは、ノコギリなのか包丁なのか、わからん切れ方だった
もちろん、中のジュクジュクはぶちまけたトマトになってた

キッチンの包丁(2本)を、10年の眠りから覚めさせたところで・・・
練習終了。



いよいよ本番。
肥後守ちゃん。

包丁はステンレス。コイツは鋼。
刃の角度も違うが。


ステンレスより、すぐ削れる感じだね。

元々多少切れそうだったが、さらにスパスパになるか~~?



ステンレスより鋼の方が研ぎやすいと言うが…
イマイチピンと来ない・・・

「まくれ」がうまく取れないな・・・
まぁ・・・こんなもんでいっか・・・ってフィニッシュ

切れ味は・・・

最初よりは切れるかな…ほどの感じ
まぁ、おいおいやっていきましょう


それはそうと・・・

この肥後守。ちょっとしたモンダイが・・・

ネットで調べると、「えんぴつ削った」「木を削って彫刻」「竹を割いて・・・」
みたいな話がよく出てくるが、「キャンプで料理に・・・」的な話は少ない・・・

その理由なのか・・・?刃の付け方もあるのか・・?



大根があったので、研ぎ上がった肥後守で切って
煮物でも作ろうと、切ってみた。
切れる!ちゃんと切れるが・・・・

その前に切った切り口が、ヘンになってる(切り方がヘタなんじゃありません)
今切ってる刃元。裂け目が出来てる・・・

刃は切れるので、スっと入るが~
押し込むと、刃の厚みで押し広げられるのか、
斧で薪を割るように、メキメキと裂けるように切れていく・・・

このゴツイ厚みのある刃に惚れて買った肥後守だが~
料理にはOPINELみたいな、薄い刃の方が向いてるのかも・・・


ま、いっか。
切れなくもない。
キャンプの料理なんぞ、切り口が曲がろうとカンケーないし



大根の皮はスイスイ剥けますよ

刃付けイマイチだけど、いちおう切れるよにはなってる。

研ぎもこれから勉強ですな。

人生死ぬまで勉強です。

ワタシの場合はどうでもいい事ばかりですけど




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オカネの使い道・アイテム | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/01/22 14:07
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