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専属カテキョは教材も自作

イイ段ボール箱を見つけて”残業”決定

プラスチックのボールが、横にキッチリ10個並ぶ!
なんと都合のイイ箱があたことか!

コレを、勉強で大苦戦中のカンタくんのための・・・
名付けて!「10進数これなららくらくマスターできちゃうよマシーン」を作ろう

いや、小1に10進数とか言ってもしゃーないし。
「10の位がわかるマシーン」にしようか・・・

まぁ、名前はどうでもよい。


ウチの小1カンタくんは、先週から遅れに遅れた勉強を特訓中。
入学からつまづきっ放しだったのは知ってたが、
学校に慣れれば、自然について行くだろう・・・姉ちゃんもそうだったし。
と、気楽に構えてましたが・・・・
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そろそろ1年生も終わる頃・・・彼の”つまづき”は、すでに取り返しのつかないレベルに
イロハの”イ”がわからない子が、その先の授業を理解できるはずも無く。

「授業をちゃんと聞け!」と言っても、
「聞いてもわかんないんだもん。」ってのはごもっとも


ちょっとこのままじゃ、マズいことになる的な話も舞い込んだところで・・・
もう、放ってはおけないウチで自主練じゃ!
1年生の春から(幼稚園からかな?)やり直し!
と、コツコツ始めたところです


と、いうことで、製作開始

段ボールの余分な部分をカット。



仕切りをつけて、横にボールが10個。キッチリ詰まります

彼の最初の問題点は、数字を数えていく上での繰り上がりの意味がわかってない。

順番に数えて行けば、流れで数えられるが
繰り上がる意味がわからないので応用が出来ない

31,32,33・・・38,39!”9”が来て”30”は最後!
一の位が「0」になって、十の位が増えて~次は~?

・・・・・・・・「30!」      


43、42、41、40、・・・・はい次は?

・・・・「41・・・?」      



「よし。10づついくぞ!10、20、30、40、50・・」「はい続けて~」

「51、52・・・」     「いやいや、ちょっとまて

う~ん・・・・みたいな




そこをイメージできるようにならないと、一つ目の”つまづき”をクリア出来ないね



ボールの幅で仕切りをつけ、6段出来ました。

60個入ることになるね。
まぁ、十分


箱の余った部分を細長く切って

フタを作ります


開閉式です。ハイテク装置ですな。

途中、ガムテープが無くなり、強度不足は否めない・・・



フタにはわかりやすいように、「10個」と、合わせた数を。

1列に10個一杯になったら、フタを閉めていきます~



ボールを、1,2,3、・・・・と詰めて行って

・・・・8,9,10!になったら


フタを閉めて、「10」の完成。


つづけて~11,12,13,14・・・・


ハイ。また一杯になった。


10個でひとくくり。フタを閉めて

「20」ができた。

同様に・・・「10」が3個で30個と2こ、3こ、・・・・


「10」が5個で50個と、1,2,3個・・・「53」!

そして、ココからが一番の難関!
十のけたが変わる・繰り下がる問題!



「53」から、「5」戻ったら?

ハンパ3個取ったけど、まだ2個取らなきゃいけない!


「50」のフタを開け、崩して2個取る。

「50」の箱は開けちゃったから、残りは「40」とハンパが「8」
みたいな感じで、「視覚で理解できたら・・・・」と。


制作に1時間半をかけた、超ハイテクなシステム



さて。このハイテク(?)マシーン。

彼の脳みそを”開花”できるか・・・・


39の次は40で・・・・
50から戻ると、次は49・・・・

アタリマエ過ぎて、わからないから説明しろと言われても~
「いや、そういうモンでしょ」としか・・・・

ものすごく単純な「数字」について、なにやら深く深く考えちゃった最近です


教えるとは~・・・・
忍耐・・・・ですね




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D.I.Y! | コメント(0) | トラックバック(0) | 2016/01/28 18:18
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