絶景の男体山
月曜日は、先週登山を断念したリベンジ!
と
ひそかに企んでいた日帰りソロ登山を決行しました~
天気がビミョーだったのと、翌日に
早朝野球の試合もあるので、
行こうかどうか迷ったが、行ってよかった!
それはそれは素晴らしい景色と体験が満載の
苦しくも、楽しくサイコーの登山
でした
天気予報は曇り。風も強めで、予報的にはイマイチ。
行ってガスガスで何も見えない・・・って展開も考えられたが・・・
現地に着いたら、それまでのどんより空がウソのようにピーカンに

栃木県・日光の男体山。(神社の後ろに見える山)
いろは坂を上がりきった、中禅寺湖の前にドンと構える。
二荒山神社(ふたあらさんじんじゃ)にまずお参りを
して
窓口で受け付けをして、入山料を払います。

500円デス。
ここをくぐって登山スタート。

なんかこういう山岳信仰的な山は、とくに気が引き締まりますね
わかりやすい図があったので~
名前の表すように、硬派な登山道ですねぇ。
入口~山頂まで、一直線の一本道

急登をひたすら登り続け、
登山口の標高1280mから、山頂の2482mまで。
その標高差1200m
それを3時間ほどで登るんだからキツイワケだ・・・
富士山だと、同じくらいの標高差を5~6時間かけて上るからね。
それだけ急登ってことです
ネットで調べると、「キツイ」「途中で帰ろうと思った」
という声多数なのもうなずける
オレもそうおもった
そんなキツイ道のりとは、この時はまだ知らず・・・
(キツイのは知ってたが、オレはだいじょうぶ
と思っている)

思いがけず
ピーカンお天気になって、ヤルきマンマン
スタートです。
数分歩いて・・・
まず「一合目」

あ、まだ始まってなかった?ここから始まり?
まぁ、どっちでもいいや。
ここは親切に「一合目」「二合目」・・・・と10段階に
こういう碑がある。
励みになります
まずは黄緑色の新緑な森を登ります

もちろん、最初からわりと急坂で
ソッコー汗が吹き出します
この森の中の「2合目」も越え
途中「3合目」からは、舗装された道を歩きます。
底の固い登山靴は、かえって整った舗装路は疲れるんよね・・・

ややタイクツな舗装路を2~30分でしょうか・・・
ちょっと振り向くと、ピーカンの中禅寺湖と山。

もう、すでに結構な高度感。
新緑がまぶしい

天気予報を信じなくてヨカッタ
気分がイイ
舗装路はタイクツなので、歩きながらオヤツTime

好物の麦チョコを、ザラザラ口に流し込む
太りやすいワタシの体質で、普段こんなハイカロリーな菓子は
食べるのに気を使うが、登山時は”無礼講(?)”
バター香るビスコをバクバク食べちゃう

ハイカロリー菓子を気兼ねなく食えるシアワセ・・・
コレも登山の楽しみ
と、いうことで、舗装路の3合目が終わって「4合目」

またココから山が始まります。
また森の中に入っていきます

もちろん、ず~~~っと急坂が続きます
カサカサ・・・・っと逃げ出す気配・・・

ヘビちゃんだ
おしりしか見えなかった~
ヤマカガシかな?
そんなで「5合目」が見えた。
「半分」ってかんじかな。ここまでちょうど1時間
(コースタイムより少し早め)

ココ5合目で、「2合目」あたりで抜かしたハズのオッサンが
先を歩いてる・・・・


なぜ・・・?ショートカットしやがったか?
7合目あたりでも、横ちょの森からヒョイと出てきたワカモノもいたし・・・
何度も登ってる人は、近道とかありそうだな・・・
「5合目」過ぎたあたりから、だんだん足がシンドくなってくる。

振り向いて中禅寺湖を見ると、若干ホイミ効果がある
ひたすら続く急登・・・容赦ナシ

写真奥に向かって、細かくつづら折れながら
ドーンとまっすぐ登っていく感じ・・・
いや・・・ウンザリというか・・・キッツ・・・・
しばらく行くと、ちょっと景色が変わってくる。

ゴロゴロと大きな岩が現れ、ちょっと手を使いながら登る場面も。
おっと、見逃すところだった・・・

「6合目」
西側から流れ込んできてた雲が、中禅寺湖を飲み込んだ。

だんだん下界は雲が厚くなってきた。
ココはすでに雲の上。ピーカンで、テキトーに汗が出るくらい。
木と岩と木漏れ日の作り出す、なんともいえない景色

写真じゃ伝わらないのが残念・・・
岩がみるみる増えて、ガラガラの岩場に突入

急登+岩地獄・・・
手ごわいぜ・・・
この辺来ると、体力勝負
山ガールさんなんかは、特にシンドそうでした・・・

カップルさんの姿もチラホラありましたが、ツワモノの彼女でない限り
デートには向かないでしょう・・・
こういう展開は、下調べで把握してたので、
岩をつかんで、クライミング的になるだろうと
あえてココまで、ストックを使わなかったが・・・

ストックを使わないと、負担は全部足に来る・・・
ここに来て、急激に足の”体力”を削がれた気がする
ダメージを上半身に分散させようと、ストックを出す。
邪魔になる時もあるが、ストック使うとやっぱりラク
つまりは、そんな小細工を考えるほど余裕が無くなってたってこと

カッコイイ鳥居が出てきた

そんなことより、まだまだ続くよ・・・
急登の岩場・・・・
振り向くと、もう完全に厚い雲が中禅寺湖を覆っています

こりぁ~山頂はスンバラシイ雲海が拝めるだろ
がんばるべぇ・・・
なんか小屋(と言ったら失礼か)が見えた

あれが神社になってます
「8合目」瀧尾神社

「7合目」は見落としたが、「7.5合目」って書いたとこはあった。
岩場が始まった辺りから、8合目あたりが特にキツく
「ああ・・・やっと”8”か・・・」
「・・・・まだ”8”か・・・」
って感じで、だいぶ精神的にもヤラれてる
足も若干攣り始める
「5合目」~「8合目」で1時間を要した。
「1」~「5」で1時間。「5」~「8」で1時間。
ペースダウンとも言えるが、それだけ「5」~「8」の
3コマはキツイ
まだまだ続くよどこまでも・・・・

あまりの岩地獄で、足がやられ、
メンタルも病んできた
ああ・・・もう引き返そうか・・・
上まで行ったからってさぁ・・・・
と、ネガティブさんがそっとささやく・・・
今までキツイ登山はあったが、
ホントに「途中でもイイから引き返したい・・・」と思ったのは初めてかも
とはいっても、ここまで交通費もかけて、
なかなか無い自由な時間を使って来てるわけで・・・
オメオメと引き返すのも悔いが残る・・・
モモが攣って、重い重い足を引きずり進む・・・
絶景と絶品ゴハン、
そして山のキビシさをちょっと味わう後半へつづく・・・

ひそかに企んでいた日帰りソロ登山を決行しました~

天気がビミョーだったのと、翌日に

行こうかどうか迷ったが、行ってよかった!

それはそれは素晴らしい景色と体験が満載の
苦しくも、楽しくサイコーの登山


天気予報は曇り。風も強めで、予報的にはイマイチ。
行ってガスガスで何も見えない・・・って展開も考えられたが・・・
現地に着いたら、それまでのどんより空がウソのようにピーカンに


栃木県・日光の男体山。(神社の後ろに見える山)
いろは坂を上がりきった、中禅寺湖の前にドンと構える。
二荒山神社(ふたあらさんじんじゃ)にまずお参りを

窓口で受け付けをして、入山料を払います。

500円デス。
ここをくぐって登山スタート。

なんかこういう山岳信仰的な山は、とくに気が引き締まりますね

わかりやすい図があったので~
名前の表すように、硬派な登山道ですねぇ。
入口~山頂まで、一直線の一本道


急登をひたすら登り続け、
登山口の標高1280mから、山頂の2482mまで。
その標高差1200m

それを3時間ほどで登るんだからキツイワケだ・・・

富士山だと、同じくらいの標高差を5~6時間かけて上るからね。
それだけ急登ってことです

ネットで調べると、「キツイ」「途中で帰ろうと思った」
という声多数なのもうなずける

オレもそうおもった

そんなキツイ道のりとは、この時はまだ知らず・・・
(キツイのは知ってたが、オレはだいじょうぶ


思いがけず


スタートです。
数分歩いて・・・
まず「一合目」

あ、まだ始まってなかった?ここから始まり?
まぁ、どっちでもいいや。
ここは親切に「一合目」「二合目」・・・・と10段階に
こういう碑がある。
励みになります

まずは黄緑色の新緑な森を登ります

もちろん、最初からわりと急坂で
ソッコー汗が吹き出します

この森の中の「2合目」も越え
途中「3合目」からは、舗装された道を歩きます。
底の固い登山靴は、かえって整った舗装路は疲れるんよね・・・

ややタイクツな舗装路を2~30分でしょうか・・・
ちょっと振り向くと、ピーカンの中禅寺湖と山。

もう、すでに結構な高度感。
新緑がまぶしい


天気予報を信じなくてヨカッタ

気分がイイ

舗装路はタイクツなので、歩きながらオヤツTime

好物の麦チョコを、ザラザラ口に流し込む

太りやすいワタシの体質で、普段こんなハイカロリーな菓子は
食べるのに気を使うが、登山時は”無礼講(?)”

バター香るビスコをバクバク食べちゃう


ハイカロリー菓子を気兼ねなく食えるシアワセ・・・
コレも登山の楽しみ

と、いうことで、舗装路の3合目が終わって「4合目」

またココから山が始まります。
また森の中に入っていきます

もちろん、ず~~~っと急坂が続きます

カサカサ・・・・っと逃げ出す気配・・・


ヘビちゃんだ

おしりしか見えなかった~
ヤマカガシかな?
そんなで「5合目」が見えた。
「半分」ってかんじかな。ここまでちょうど1時間
(コースタイムより少し早め)

ココ5合目で、「2合目」あたりで抜かしたハズのオッサンが
先を歩いてる・・・・



なぜ・・・?ショートカットしやがったか?
7合目あたりでも、横ちょの森からヒョイと出てきたワカモノもいたし・・・
何度も登ってる人は、近道とかありそうだな・・・

「5合目」過ぎたあたりから、だんだん足がシンドくなってくる。

振り向いて中禅寺湖を見ると、若干ホイミ効果がある

ひたすら続く急登・・・容赦ナシ

写真奥に向かって、細かくつづら折れながら
ドーンとまっすぐ登っていく感じ・・・
いや・・・ウンザリというか・・・キッツ・・・・

しばらく行くと、ちょっと景色が変わってくる。

ゴロゴロと大きな岩が現れ、ちょっと手を使いながら登る場面も。
おっと、見逃すところだった・・・

「6合目」
西側から流れ込んできてた雲が、中禅寺湖を飲み込んだ。

だんだん下界は雲が厚くなってきた。
ココはすでに雲の上。ピーカンで、テキトーに汗が出るくらい。
木と岩と木漏れ日の作り出す、なんともいえない景色

写真じゃ伝わらないのが残念・・・
岩がみるみる増えて、ガラガラの岩場に突入

急登+岩地獄・・・
手ごわいぜ・・・

この辺来ると、体力勝負

山ガールさんなんかは、特にシンドそうでした・・・

カップルさんの姿もチラホラありましたが、ツワモノの彼女でない限り
デートには向かないでしょう・・・

こういう展開は、下調べで把握してたので、
岩をつかんで、クライミング的になるだろうと
あえてココまで、ストックを使わなかったが・・・

ストックを使わないと、負担は全部足に来る・・・

ここに来て、急激に足の”体力”を削がれた気がする

ダメージを上半身に分散させようと、ストックを出す。
邪魔になる時もあるが、ストック使うとやっぱりラク

つまりは、そんな小細工を考えるほど余裕が無くなってたってこと


カッコイイ鳥居が出てきた


そんなことより、まだまだ続くよ・・・

急登の岩場・・・・
振り向くと、もう完全に厚い雲が中禅寺湖を覆っています

こりぁ~山頂はスンバラシイ雲海が拝めるだろ

がんばるべぇ・・・
なんか小屋(と言ったら失礼か)が見えた

あれが神社になってます

「8合目」瀧尾神社

「7合目」は見落としたが、「7.5合目」って書いたとこはあった。
岩場が始まった辺りから、8合目あたりが特にキツく

「ああ・・・やっと”8”か・・・」
「・・・・まだ”8”か・・・」

って感じで、だいぶ精神的にもヤラれてる

足も若干攣り始める

「5合目」~「8合目」で1時間を要した。
「1」~「5」で1時間。「5」~「8」で1時間。
ペースダウンとも言えるが、それだけ「5」~「8」の
3コマはキツイ

まだまだ続くよどこまでも・・・・

あまりの岩地獄で、足がやられ、
メンタルも病んできた

ああ・・・もう引き返そうか・・・
上まで行ったからってさぁ・・・・

と、ネガティブさんがそっとささやく・・・

今までキツイ登山はあったが、
ホントに「途中でもイイから引き返したい・・・」と思ったのは初めてかも

とはいっても、ここまで交通費もかけて、
なかなか無い自由な時間を使って来てるわけで・・・
オメオメと引き返すのも悔いが残る・・・
モモが攣って、重い重い足を引きずり進む・・・
絶景と絶品ゴハン、
そして山のキビシさをちょっと味わう後半へつづく・・・
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