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その1。尾瀬へ行ってきました。

今季の”冒険”に行ってきました
今回も一人ボッチのソロ登山です


”冒険”とはいっても、そこは年配の方(平日なので特に濃度が高く)の
ハイキングがワンサカ居る、尾瀬デス。

水芭蕉が見ごろなようです。たいして興味ないが・・・


ずいぶん前に山岳テントを買ったのに、なかなかテント泊登山を実行に移せず・・・

去年の秋、テント泊デビューを計画したが、悪天候で日帰りに変更(ちなみに八ヶ岳。)

次のチャンスは、翌年6月・・・尾瀬だな・・・と、漠然と考えてた


ホントに来ました。尾瀬デス。
天候がイマイチなので、他の計画もしたが・・・
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もう、尾瀬!ったら尾瀬!尾瀬に行きたいの!!!と独り言・・・
雨なら雨の尾瀬もイイかもしんないし。予報なんてハズれるし・・・
(実際かなりハズレた

尾瀬への入り口はいくつかあります。
ワタシは気軽に車で入れる大清水登山口へ。


尾瀬沼で一泊
翌朝「東北以北最高峰」燧ケ岳に登って、下山。
そんな1泊2日のテント泊登山計画デス



大清水駐車場を9時頃出発。
退屈な車道を歩く(一般車は入れません)
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1時間弱で、一つ目のチェックポイント。一ノ瀬休憩所
平日は商売になりませんかね。やってません



そこを過ぎると、いよいよ山道が始まる。
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雑草の種を持ち込まぬように。とのこと。
ゴシゴシ靴底をこすって、出発



キレイな川が流れてます
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「流れて・・・」というより、雪解け水か?ゴウゴウと凄い勢いです



最初はなだらかな斜面を登るが、
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だんだん勾配が急になってくる。


この日はずっとどんよりお天気。
予報は晴れだったハズなんだけど・・・
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森の中で景色が見えなかったが、ココでちょっと開けた。
でもイマイチ・・・見栄えがしないな・・・


尾瀬沼へは山を一つ越えて、向こう側に窪地の湿原がある感じ。
その山の峠付近から、雪が出てきます
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たまに雨もパラパラ落ちてくるが、雨具を着るほどではない。
天気予報・・・今日は晴れだろ・・・?




登るほど残雪が増えて・・・
踏み抜き注意です
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おそらく、夏なら木道をずっと歩いて~っと行けるんでしょうが、
雪で覆われているので、木道じゃない所を踏むと、
タマにズボ!っと落ちます



滑るけど、アイゼンとかは無くても大丈夫。
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スニーカーの人もチラホラいたが・・・それは危ないと思う。


三平峠を越えたら、ここからは沼まで下り。
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休憩してたら、雨は強くなるわ、韓国人ツアーに囲まれ
大声でウルサイし・・・ソソクサと出発



しばらく下ると、尾瀬沼が見えてきた
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出発から2時間ちょっとかな。
けっこう疲れた。残雪で滑るから気も使う。
やはり16キロのザックは、疲れ方が日帰りとは違う


尾瀬沼到着~~2時間半ほどで着いたか。
たいした距離じゃないが、なにげにシンドかった・・・
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パ~っと景色が開けて、尾瀬沼が見えて
”オアシス”に着いた心境。ホっとするのと、ワクワクするのと・・・



尾瀬に着いてもどんよりお天気は変わらず・・・
タマに雨がパラつく・・・
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明日アタック予定の燧ケ岳も、半分以上雲の中



初めて来たんだけど、やっぱ尾瀬と言えばこの木道
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夢ったら大げさだけど、この景色の中の木道を歩いてみたかった
そこらじゅうに水芭蕉が咲いてます。


尾瀬沼周辺は、ちょうど見ごろなようです。
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実際見るとキレイだな
たいして興味なかったが~。やっぱイイもんだ



写真を撮り撮り・・・木道を進むこと20~30分
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見えた!


本日の目的地。尾瀬沼ヒュッテ。
山の上とは思えない立派な建物。
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ココに泊まるわけじゃないがテントを張るキャンプ場の受付がある。



ちょっとした”町”みたい。
山小屋がいっぱい。
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長蔵小屋ってのが、イイ味出しててカッコイイ




「受付は13時から」ということで、1時間ほど待ちぼうけ・・・
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パラパラだった雨が、本降りになって・・・


屋根の下でボケ~っと待つ
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けっこう寒い。ちょっとした冬並み。
雨具の下はダウンベスト着てるからね。



雨は降ったりやんだり・・・
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中学生の校外学習みたいな団体がいた。皆スニーカー
若いから大丈夫なんだろう

ヒマだったんで、生徒に尾瀬の人が説明するのを盗み聞き

尾瀬の水洗トイレの汚物は、この場で分解処理。
飲めるくらいにキレイにした水と、処理した汚泥に分ける。
水はキレイになってるが、尾瀬の水には流さず、パイプを通って下まで運ぶ。
処理して残った汚泥は、脱水機みたいので脱水。
乾燥機にかけて、サラサラの砂にまでしたら、
ドラム缶に詰めて、ヘリで持っていく。
だそうです

へーーーーすごい。
自然を楽しみながら守るには、お金がかかるんですね

トイレに入る時は、ちゃんと100円入れましょう
(どこの山もそうだが、トイレは箱があってチップを入れるシステム)



そんな盗み聞きをしながら1時間ほど時間をつぶし・・・
ようやくキャンプ場の受付を済ませ・・・
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ココに決定。尾瀬沼キャンプ場は、
ウッドデッキになってて快適なキャンプが出来ます



本日のおウチが出来ました
今回の”作戦”の基地です
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週末なんかは賑わうでしょうが~
この日はワタシの他は、すでにいた(2泊目?)一張と、
一緒に受け付けした、やはりソロで来てるイケメンのにーちゃん。

三張だけの静かなキャンプ場
とりあえず、ここはボッチじゃなくてよかった~
オバケが出そうな森の中なので



”基地”が出来たら、ハラ減った。
とりあえずカンタンに。
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カップヌードルのレフィルをシエラカップで煮る~
レフィルはゴミが小さくて、超!登山向き!!
ホントスグレモノだわ



食後のコーヒーを飲みながら、明日の計画を確認・・・
天気が怪しいが、尾瀬沼周辺はケータイの電波が全くの「圏外」
情報が無い・・・
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来る前に確認した天気予報と、尾瀬沼ビジターセンターに書いてある
ザックリした天気予報しか、情報が無い・・・

一緒にテン場の受付をした、イケメンにーちゃんが、この日すでに
燧ケ岳に行ってきたとのことで、イロイロ話が聞けた

登山道入ってすぐ雪だらけ。ず~っと残雪!
最後の柴安嵓(燧ケ岳の頂上)は雪がズボズボの急斜面で
登れずに戻ってきた・・・とのこと

う~~む・・・明日は天気も悪いし・・・
不安だ・・・無理かな・・・
ムリなら尾瀬ヶ原でも眺めて帰ればいいか・・・



テント立てて、昼飯食って、まだ3時前。
ヒマだから散歩・・・
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味のある山小屋。

売店もシャレてる。
この辺は登山っぽくないくらい行き届いた感じ。
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ムスメにお土産買った。ポイント稼ぎ



すぐ横に大江湿原が広がる。
一人ボッチなので、タイマー自撮り
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オヤツと地図だけ持って、フラフラお散歩。


ああ・・・ここは天国ですか・・・?
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標高1600m以上の山の上に、こんな景色があるんですねぇ~


このどこまでも続くような木道
「尾瀬」!って感じ
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お天気も回復して、もう、どこまでも歩いて行きたい


水芭蕉。こんな写真、「尾瀬」とか検索したら、イヤというほど出てきます
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でも、実際見ると・・・やっぱ撮っちゃうのよね
興味無かったけど~好きになりました


そんな水芭蕉の、天然お花畑
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バラバラなのに美しい
自然だから。


小川が流れ
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水芭蕉が咲く


んで、木道はどこまでも続く~
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ああ~尾瀬だな~オレ、尾瀬に来たなぁ~


ふり向いて山小屋と尾瀬沼
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心配なのは、明日行く燧ケ岳が、ず~っと雲の中
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明日はアレを左に曲がって・・・
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翌日のルートも確認


なんか「ラピュタ」っぽいの。そんな感動~
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ず~っと湿原の奥まで行ってみます。
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空荷なので、スイスイ歩けるし


ヒマなので。だいぶ湿原の端っこまで来ました
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こんなヒマな登山は初めてだ

やっぱ泊まりだと余裕あっていいな。
いつもギリギリで急いでるからな~おれのプランは


長くなったのでこの辺で。

晩飯の後は夕暮れショー
翌朝の霧がかかった湿原と、あの世に行けそうな気がした燧ケ岳アタック・・・



その2へつづく・・・







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キャンプ・登山・アウトドア | コメント(0) | トラックバック(0) | 2017/06/15 11:22
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