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オヤジ先生へ。ひとりごと。

ワタシの机の中に、無造作に入っている写真。
特に意味は無く、あの時からずっとそこに入ってただけ。
それを、しみじみ見返してみた
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中学の卒業式を終えたあと、教室で最後のホームルーム。
タマタマ先生の目の前の席だったワタシが、花束を渡す役に。
恥ずかしかった~


ワタシの中学時代の担任の先生だった、
小野寺先生(通称オヤジ)の通夜に行ってきた
まだ57歳とのことで。早すぎます…



この”オヤジ”って呼び方は、ヤクザの親分を子分が…
北島三郎を山本譲二がそう呼ぶのとは意味が違い
「小野寺」をヘンな読み方に変えただけ。そもそも女性だし

まぁ、「チューボー」だったんだよね。そんなこと言って喜んでるの



メガネをかけたオカッパ頭。国語の先生がハマり過ぎるドンクサさ…
当時まだ若かったはずなのに、ぜんぜんアカ抜けない雰囲気…

「髪型がヘンだからケッコンできない~」と、みんなにからかわれたり
口うるさく、いちいち注意されるので「めんどくせー先生~」みたいな扱いだったなぁ~


そんな先生だったが、ワタシらも大人になって
「今思えば、オヤジはすごかったんだなぁ~・・・」なんて話すこともあり~

「オヤジ!」とか呼ばれても、「レディーに失礼よ!」と返したり
「髪型がヘン!」と笑われても、「コレは最新のヘアスタイルなの」と
まぁ、怒ることも多かったけど、ヘコタレる様子は見せなかった。



ボーソーゾクのワルガキだった、クラスメイトのY君。
学校に来ない彼を家まで押しかけ、
文字通り「首根っこつかんで」学校に連れてきた姿は驚いた

金髪パンチパーマになってたY君にも驚いたが
そんな、おっかないY君(根はイイヤツ)にもひるまず、
毅然とした態度で引っ張り出してきた雄姿は、いまも私の記憶に焼き付いている


おそらく当時まだ20代の若手で、か細い、頼りない、どんくさいと思っていた先生だが、
自分も含め、どれだけの人があんなふうに
逃げずに向き合い、立ち向かうことが出来るか・・・?

そう思うと、途端に「じつは、けっこうスゴかったんじゃねぇ?」って思ったりするんです
まさに、ホントの意味での「オヤジ」だったのかも。


今思えば、担任の先生で記憶に残ってるのは
小、中、高、専門まで入れても、イヤなことされた先生意外では
オヤジしかいないな


オヤジ先生のご冥福をお祈りいたします。


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オレ日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/03/09 20:40
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