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大菩薩嶺

このあいだの月曜日。
ちょっと思い付きで、今季初山登りへ

まぁこの時期、山はまだ冬の様相
標高の高い山は、雪山のスキルが求められる

この時期の、お手軽”アシ慣らし”にと、筑波山に何度か行ったが~

そろそろ違う所・・・雪が無くて、タイヘンじゃなくて
でも”行った!感”のある所・・・



と、いうことで朝4時に起きて車でトコトコ・・・
こんな物騒なカンバンに迎えられたのは~

山梨県の「大菩薩嶺」という山の登山口。
まぁ、山に行けばクマの可能性はあるよね
会ったことないし、会いたくもないが



ココは日本百名山の一つだが、わりとラクチンな感じ
コースタイムでも、頂上まで1.5~2時間ほど。

いつになく軽いザックで挑みます。
ピクニック・・・とまでは言わないが、それほど力まず行きましょう~



登山口の上日川峠駐車場をAM8時前に出発。
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やはり山の中。空気が冬に逆戻りしたような・・・
どおりで、朝の気温は4℃



のんびり30分ほど歩いて、山小屋が。
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ココは分岐点になってる。
どっち周りで行くか~ってとこですが。



今回、時計回りで行きます。
山登りはだいたい、頂上が”クライマックス”なのですが、
この山はちょっと違います
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頂上の「大菩薩嶺」はちょっと地味なんで先に行っちゃって~
一番の”見どころ”「大菩薩峠」を後回しに・・・という計画

あとは気持ちよさそうな稜線歩きが、このルートの”お楽しみ”でしょうかね




こっち周りは結構な急な登り続き。
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時間的にはたいしたこと無いが、ラクではないな・・・



徐々に高度を上げていく。
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予報では晴れマーク一つだったから来たんだけど・・・
ずっと空模様はどんより・・・



山頂から続く稜線らしきが見える。
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近い近い~



かなり高度も上がって来た
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もう、稜線はすぐそこ




稜線に出たら、左に行けば「大菩薩嶺」の頂上。
そこをゲットして、今度は右に行って「大菩薩峠」へ。
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まぁ、地味でも何でも、やぱ「頂上」はゲットしておかないと~


2000mほどとはいえ、やはり山の頂上付近は冷える
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靴のぬかるみ跡が凍ってる


キ~ンと空気は冷えて~
光っちゃって、肝心なところが見えませんが
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気温は、だいたい2℃を下回ろうとしている
低い山とはいえ、油断はキンモツ



分岐から10分ほどか・・・
頂上に到着大菩薩嶺。2057m
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何が地味って・・・頂上なのに樹林帯の中で、眺めは無し
「頂上ゲット」という”実績作り”くらいしか、用事が見当たらない・・・



そうは言っても、日本百名山。

自撮りで記念撮影
証拠写真(?)を撮ったら、あまり用は無く・・・


次を目指します。
何と言っても、ココの見どころは「大菩薩峠」
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そして、このずっと続く稜線散歩



とは言ってもこの日の天気は、ずっとどんより空・・・
稜線に出て、けっこうな吹きっさらしの風に吹かれ

もう、真冬の寒さ
青空の下、ウキウキ稜線歩き~というイメージで来ましたが~
けっこう、イメージと違います


下を見下ろせば、あっちが甲府盆地か・・・?
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あの辺はたぶん晴れてるんだろな・・・
天気予報がハズレてるわけでもないんだろう・・・
それにしても寒い



まぁ、身の危険を感じるほどの寒さではない
イマイチ気分はアガらないが・・・
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お楽しみの稜線歩き。
ワタシの中では、山登りの一番ワクワクする景色の一つ



行く道、来た道、前を見たり、振り返ったり・・・
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最高に贅沢な”お散歩”です



そんな「稜線歩き」も、ドン詰まりまで来ると
山小屋が見えて、あ!ココが!!
通り過ぎてから振り向くと、事前に調べたあの看板と碑・・・景色・・・
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逆回りみたいなもんなので「来た~」ってより、
「あ、ココ?ココか!」みたいな・・・
やっぱ普通に反時計回りの方が良かったかな?

「大菩薩峠」に到着
頂上の「大菩薩嶺」は景色が無いので、だいたいこのコースを紹介するには
この景色が使われます



本来、ココは見晴らしがよく、矢印の方に富士山
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南アルプスの山々や、振り向けば雲取山とか、イロイロな山が見えるハズなんだけど~


な~~んも
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見えませんね~
「富士山見たい」ってのが一番だったんだけど。
まぁ、イイ時ばかりじゃない



ココまで来ても、まだAM10時半。
出発から2時間半ほど。
朝メシ食ったし、昼にも早いが~

まぁ、いいっしょ。このへんで”ご褒美”
自宅の戸棚から強奪して来たカップラ

寒いから、暖かい食べ物はありがたい
が、ちっとも体は暖まらない・・・

いや、けっこう寒くてね
ホント”真冬”の空気なもんで・・・


潰れた”お楽しみデザート”も、味わうでもなく口に詰め込み~

寒いから、サッサと出発~



ちょっと雲が取れたりもするが~
やはりどんよりは変わらず・・・
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ああ~こんな稜線上の「道」や山の姿を眺めるのがイイんだよ~
真っ青な空だったら、なおさらだけど。



ここから下山。
こちら側は富士山が見えるハズだが・・・
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結局、どこで見えるのかもわからない・・・ずっと真っ白な雲に遮られ・・・



朽ち果てた山小屋には「富士見平」と書いてあるが~
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やっぱり何も見えません・・・
チェッ・・・



そんなで、あっという間に朝通った分岐点の山小屋に戻って来た。
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ルート的にはこんな感じ。

まぁ、ほんと”アシ慣らし”だね。
子供や、体力にあまり自信の無い方なんかでも、イイんじゃないかな。
お天気次第では、もっと印象が変わると思うんだけどね



分岐から20分ほどで、駐車場到着。
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ノンビリと歩いて休憩もして、4時間ほどの”お散歩”

お目当ての富士山は見えず、稜線歩きもどんよりしたモンでしたが・・・
まぁ、いいでしょう。
イイ気分転換になった



山梨なんで、このプリンを買いに行ったって感じで
ま、いっか…ってところで。

美味しいんだよ。このプリン


”アシ慣らし”もしたし。
今季もどこか・・・オモロイ山旅したいな




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キャンプ・登山・アウトドア | コメント(0) | トラックバック(0) | 2018/04/20 15:15
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